青森・函館ツインシティ15周年記念事業
青函ジョイント夏フェスタ2004
〜八甲田丸&摩周丸 海峡を結ぶ汽笛が響く〜
このたび、貴重な産業遺産である旧青函連絡船が、より理解され親しまれることを願い、連絡船OBの協力を得て、「連絡船を語りつぐ」イベントを開催することにいたしました。
7月19日「海の日」には、函館から摩周丸元船長をはじめ連絡船OB等10余名が八甲田丸を訪船。青森在住の八甲田丸元機関長をはじめとする連絡船 OBとともに、出港・着岸時の操舵室情景を再現。13時30分には、八甲田丸(青森)と摩周丸(函館)が同時に汽笛を吹鳴します。
また、イベントを記念し、青森と函館をあわせるとペアになる、記念日付印「青函ジョイント夏フェスタ」を製作し、押印する臨時郵便局を、両船と函館駅2階の「いるか文庫」に設置します。
青森・八甲田丸でのイベント
会期:2004年7月19日(月)13:00〜16:00(八甲田丸の開館時間は9:00〜18:00)
会場:青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸(JR青森駅徒歩5分)入館料おとな500円、高校生300円、小中学生無料
内容:
●出入港模擬
13:00 連絡船OBが八甲田丸舷門にて出迎え。出航30分前のドラ
13:15 出港模擬開始。連絡船運航時のブリッジ(船橋)の様子を再現。先着100名に記念品配布
13:25 出港5分前のドラ
13:30 船長の「長声一発!」の号令で出港の汽笛が響く(摩周丸と同時吹鳴)
13:45 船内ガイド。ブリッジ、通信部、総括制御室、車両甲板等を連絡船OBが案内・解説
15:15 着岸模擬開始。ブリッジ、船首の連携による入港風景を再現
15:30 着岸
●船内アナウンス
事務部OBによる放送で、懐かしい連絡船の旅の雰囲気をお楽しみください
●飾り毛布の実演と教室
昭和47年ごろまで続いていた、寝台室での飾り毛布の技を披露。簡単な飾り毛布の作り方を指導
●臨時郵便局
イベント前日の18日と、19日の2日間、10:00〜16:00開局。「青函ジョイント夏フェスタ」青森バージョンの記念日付印を押印。函館バージョンとペアになるデザイン。青森県の切手、青森の絵入りはがき、かもめーる等も販売
●青函連絡船絵本づくり
A4サイズの1枚の紙を折り曲げ、綴じ、裁断して絵本を作成する。「ぬりえ」もあるので、自分のオリジナル絵本に仕立てることができる。つくりながら連絡船の意義と歴史を学べる
●連絡船オリジナルグッズ販売
青函航路に配属された全船名入りTシャツ(イベント記念の白地に摩周丸カラーと八甲田丸カラーの2種、各サイズあり)、連絡船柄メモ用紙、連絡船柄絵はがき等
青森市民図書館で連絡船関連図書展示
会期:2004年7月6日(火)〜8月31日(火)10:00〜21:00(8月2日〜7日は20:00まで)7月14日、8月25日休館
会場:青森市市民図書館7階(JR青森駅前・アウガ6階〜8階)
内容:青森市民図書館に夏休み期間中設置される「青函交流15周年記念展示」コーナーに「いるか文庫」所蔵の青函連絡船関連図書を特別出展。閲覧も可
函館・摩周丸でのイベント
会期:2004年7月17日(土)〜19日(月)10:15〜14:00(摩周丸の開館時間は8:30〜18:00)
会場:青函連絡船記念館摩周丸(JR函館駅徒歩4分)入館料おとな500円、小中高生250円
内容:
●出入港模擬
10:15 出港模擬開始。連絡船運航時のブリッジ(船橋)の様子を再現
10:30 船長の「長声一発!」の号令で出港の汽笛が響く
13:15 着岸模擬開始。ブリッジ、船首、船尾の連携による入港風景を再現。先着100名に記念品配布
13:30 着岸の汽笛吹鳴。出港模擬の八甲田丸と同時吹鳴
●臨時郵便局
17〜19日の3日間、9:00〜16:00開局。「青函ジョイント夏フェスタ」函館バージョンの記念日付印を押印。青森バージョンとペアになるデザイン。北海道の切手、船の切手、函館の絵入りはがき、かもめーる等も販売
●連絡船オリジナルグッズ販売
青函航路に配属された全船名入りTシャツ(イベント記念の白地に摩周丸カラーと八甲田丸カラーの2種、各サイズあり)、連絡船柄メモ用紙、連絡船柄絵はがき等
JR函館駅「いるか文庫」でのイベント
会期:2004年7月19日(月)〜8月22日(日)10:00〜18:00
会場:船と鉄道の図書館 いるか文庫(JR函館駅2階)入場無料
内容:
●チャレンジ!青函連絡船クラフト
会期中の金・土・日曜日。10:30〜と13:30〜。語りつぐ青函連絡船の会オリジナル連絡船クラフトを製作。小学生以上対象
[ウッドクラフト教室]参加費(材料費とも)800円。所要約1〜2時間
[ペーパークラフト教室]参加費(材料費とも)中学生以上500円、小学生200円。所要3〜4時間
●臨時郵便局
「青函ジョイント夏フェスタ」函館バージョンの記念日付印を押印。青森バージョンとペアになるデザイン。北海道・船・鉄道柄の切手、連絡船柄絵はがきの販売
●オンデマンド絵はがき
デジタルカメラで撮影したものを、その場で絵はがきに。所要10分。青函ジョイント夏フェスタ記念日付印を押印して発送可能。最初の1枚200円、2枚目から100円
●連絡船オリジナルグッズ販売
青函航路に配属された全船名入りTシャツ、連絡船柄メモ用紙、いるか文庫オリジナル絵はがき等
●ミニギャラリー
7月29日より。函館出身(札幌生まれ。3歳〜12歳まで函館在住)の日本画家・柴田香代子氏の「函館のスケッチと想い出〜水彩画と銅版画展〜」を開催。函館のスケッチは描き下ろし
主催:特定非営利活動法人語りつぐ青函連絡船の会
共催:財団法人みちのく北方漁船博物館財団青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸/財団法人函館市文化・スポーツ振興財団
協賛:北海道旅客鉄道株式会社函館支社
後援:青森市/函館市/青森・函館ツインシティ推進協議会
協力:連絡船OBボランティア隊/函館西部会郵便局/青森第一部会郵便局