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連絡先

特定非営利活動法人
語りつぐ青函連絡船の会

〒040-0063
北海道函館市若松町34-8-1002
TEL:0138-27-0227
watch@renrakusen.com
www.renrakusen.com

北海道の鉄道・産業遺産ポスター展

北海道の鉄道・産業遺産ポスター展

主旨

日本は明治以降、急速な近代化をなしとげましたが、とくに北海道は、アイヌ文化は別として、伝統的文化・産業の蓄積が少ないところに近代産業が築かれていきました。そのためもあって、近代化産業遺産が比較的純粋な形で残り、また、欧米から直輸入された機械・技術も近年まで使用され、いまも数多く残されています。

これまで北海道は、「自然」や「食」ばかりが注目されていましたが、上記理由から「産業遺産」の宝庫でもあります。産業遺産を活用した観光が「産業観光」ですが、中部地方(名古屋圏)にくらべて、北海道では、まだまだPRが足りません。そこで、本事業を実施し、「産業遺産」を「自然」「食」に続く観光資源とするアピールの端緒とします。

名称:北海道の鉄道・産業遺産ポスター展
会期:2007年5月2日(水)〜8日(火)
会場:JR函館駅2階多目的ホール
内容:北海道の鉄道・産業遺産のポスター展示とパンフレット配布
来場予定者数:約1万人
主催:特定非営利活動法人語りつぐ青函連絡船の会
後援:北海道、北海道旅客鉄道株式会社

内容詳細

対象(今回は下記の分野を対象とします)
(1)鉄道・軌道 (2)炭鉱 (3)船舶・港湾 (4)自動車・トラクタ
実施要領
北海道内の鉄道・産業遺産を保存・展示している団体・施設、および保存・活用活動を行っている団体に協力を要請、鉄道・産業遺産や施設のポスター・パンレットを提供していただき、ゴールデンウィーク中に函館駅多目的ホールで展示・配布する。
協力要請予定団体・施設(順不同)
釧路臨港鉄道の会/NPO法人ひがし大雪アーチ橋友の会/土の館/ NPO法人旧狩勝線を楽しむ会/三菱大夕張鉄道保存会/夕張市石炭博物館/三笠鉄道村/空知支庁地域振興部地域政策課/丸瀬布森林公園いこいの森/稚内みなとまちづくり懇談会/NPO法人トロッコ王国美深/札幌LRTの会/JR北海道苗穂工場/札幌市交通資料館/ほべつ銀河鉄道の里づくり委員会/小樽おそうじ会/小樽港湾事務所みなと資料館/小樽市総合博物館準備室/函館市青函連絡船記念館摩周丸/函館チンチン電車を走らせよう会/函館市交通局/財団法人開陽丸青少年センター/男爵資料館/福島町青函トンネル記念館

青函ジョイント夏フェスタ2006

青函ジョイント夏フェスタ2006
〜八甲田丸&摩周丸 津軽海峡からの手紙〜

(青森・函館ツインシティ交流事業 ※2004年より継続)

2006年は、1926年8月に青函連絡船が郵便車(荷物車も同時)の航送を開始してから満80年にあたります。また、前年の1925年からはじまった貨車航送も、この年に青森の操車場が完成して本格化、12月には貨物専用の第一青函丸も就航しています。

青函連絡船は1988年に終航、鉄道郵便も、国鉄分割民営化に先立つ1986年に廃止となりましたが、青函連絡船郵便車航送80年(そして鉄道郵便廃止 20年)の今夏、青函連絡船と鉄道郵便の果たした役割をいま一度振り返ります。八甲田丸の船内(車両甲板)には、郵便車が保存・展示されています。

JR函館駅「いるか文庫」でのイベント

会期:2006年7月14日(金)〜8月21日(月)10時〜18時
会場:JR函館駅2階 船と鉄道の図書館「いるか文庫」(入場無料)
内容:
●連絡船郵便車すごろく
80年前の郵便車継送をすごろくで再現。東京(隅田川駅)をふりだしに、途中駅で郵袋を受け渡ししながら進み、津軽海峡を連絡船で渡り、あがりの札幌駅をめざします。(8月1日のみ実施)
●鉄道郵便パネル展
郵便車と鉄道郵便のしくみと歴史をパネルで解説します。鉄道郵便局で使用されていた日付印、鉄道切手(鉄道をモチーフにした切手)等も展示します。
●車両航送パネル展
車両航送のしくみと歴史をパネルで解説します。貨車・郵便車が出入りする青函連絡船と可動橋の模型も展示します。
●工作教室
青函連絡船の紙製模型・木製模型、連絡船に積む鉄道車両の木製模型、木製新幹線等をつくります。7月15日〜17日と、8月の金・土・日曜日開催。
●臨時郵便局
郵便物に「青函郵便車航送80年」の記念日付印(消印)を押印します。連絡船柄のオリジナル切手や絵はがきも販売します。

函館・摩周丸でのイベント(はこだてマリンフェスティバル2006参加事業)

副題:連絡船郵便車すごろくでGO!
会期:2006年7月29日(土)、30日(日)10時〜15時15分
会場:青函連絡船記念館摩周丸(JR函館駅徒歩4分)※期間中に限り入場無料
内容:
●連絡船郵便車すごろく(いるか文庫と同じ)
●出入港模擬
連絡船OBによる出入港風景の再現
●工作教室
青函連絡船の紙製模型・木製模型をつくります。
●臨時郵便局(いるか文庫と同じ)

青森・八甲田丸でのイベント

会期:2006年8月12日(土)13時〜16時
会場:青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸(JR青森駅徒歩5分、入館料:おとな500円、中高生300円、小学生100円)
内容:
●八甲田丸ごとスタディツアー
ブリッジ、通信室、船長室、総括制御室、車両甲板等を連絡船元乗組員の解説をうけながら、見学してまわります。13時〜14時30分(定員20名、要予約)
●連絡船郵便車すごろく(いるか文庫と同じ)
●出入港模擬(摩周丸と同じ)
●体験教室
モールス信号、ロープワーク、飾り毛布等の実演と体験教室
●工作教室
青函連絡船の木製模型をつくります。

主催:特定非営利活動法人語りつぐ青函連絡船の会
協賛:北海道旅客鉄道株式会社函館支社
後援:函館市/青森市/青森・函館ツインシティ推進協議会
協力:函館西部会郵便局/函館市青函連絡船記念館摩周丸/青森市港湾文化交流施設青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

鉄道郵便について

鉄道郵便は、鉄道(列車)で郵便を集配するもので、郵便を取り扱う専用の車両(郵便車)があり、一般旅客列車や荷物列車に併結され、運用されていました。

郵便車には機関車に牽かれて走る客車だけでなく、自力走行可能な電車やディーゼルカーもありました。また、一般旅客車が乗車する座席車や、小・手荷物を運ぶ荷物車との合造車もありました。

郵便車(取扱便)には郵便局(鉄道郵便局)の職員が乗り込んでおり、車内で郵便物の仕分け作業を行い、途中駅で郵袋(郵便物をいれた専用の袋)を受け渡ししながら走ります。

取扱便の運行区間では、駅構内(駅前、駅舎内、ホーム)のポストに投函された郵便物は郵便車に集められ、「東京青森間」等の区間が記された鉄道郵便局の日付印(消印)が押されました。車体側面に郵便の差入口を備え、ホームから直接、郵便物を投函することができた車両もありました。

青森−函館間は、郵便車が職員とともにそのまま連絡船に積み込まれて津軽海峡を渡り、ふたたび北海道の列車に併結され、札幌駅等まで運ばれました。連絡船で取り扱われた郵便物には「青森函館間」の日付印が押されました。

2006年は、この郵便車が青函連絡船で運ばれるようになって80年になるわけです(荷物車の航送も同時に開始されています)。

鉄道郵便は、鉄道開業と同時に開始されて以来、一貫して国内郵便輸送の主力となっていましたが、自動車便や航空便の台頭で1971年をピークに減少に転じ、1984年に取扱便を廃止、残る護送便も1986年に廃止され、歴史の幕を閉じました。
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